米国への旅行が再開 – An Overview by the NPZ Law Group, P.C.

2021年10月25日、米国大統領は、コロナのパンデミックによる米国への海外旅行に関する宣言を行いました。 今までの制限を改訂し、旅行者がワクチン接種されているという条件で、米国への国際旅行を再開することを許可しました。

 

1.米国への入国に関する既存の下記の制限が取り消されます

•2020年1月31日:コロナにより米国への入国を一時停止した布告 (Proclamation 9984)

•2020年2月29日:コロナ感染リスクをもたらした特定の人(移民、非移民)の米国への入国を一時停止した布告 (Proclamation 9992)

•2021年1月25日:コロナ感染リスクをもたらした特定の人(移民、非移民)の米国への入国を一時停止した布告 (Proclamation 10143)

•2021年4月30日:コロナ感染リスクをもたらし特定の人(非移民)の米国への入国を一時停止した布告 (Proclamation 10199)

 

2.コロナのワクチン接種の要件

ワクチン接種を受けていない非市民(非移民)は、飛行機での旅行による米国への入国が停止、制限されています。 この記事の後半で説明するように、このルールには例外があります。 この要件は米国への空の旅のみを対象としているため、ビザの発行に影響はありません。

ワクチン接種を受けていない非市民(非移民)は、次のいずれかのビザを持っている場合、飛行機で米国に入国できます。

・A-1

・A-2

・C-2

・C-3(外国政府の役人または役人の近親者)

・E-1(TECO、TECROの従業員、TECO従業員の近親者)

・G-1

・G-2

・G-3

・G-4

・NATO-1からNATO-4

・NATO-6(NATO分類の1つを介し非移民として米国に入国する者)

 

ただし、上記すべての人は米国に入国する人々をコロナのリスクから保護するために、米国疾病予防管理センター(CDC)の適切な公衆衛生上の予防措置を遵守する必要があります。 予防措置として、予防接種、マスク着用、検査、自己隔離、自己検疫が含まれる場合があります。

加えて米国に入国する人は、米国に到着してから60日以内にワクチン接種を受けることに同意する必要があります。 またワクチン接種を行った証拠を提出する必要があります。 ただし、この規則にもいくつかの制限があります。例えば短期滞在、コロナワクチンの臨床試験への参加、特定の年齢層、病状のために服用できない、CDCが不当と見なす場合などです。

 

3.宣言に基づいて米国への入国を一時停止・制限されないのは誰ですか?

米国入国するためにワクチン接種を受ける必要がない人もいます。以下が入国できる人々です。

・コロナ感染を予防するための業界標準に準拠している航空会社の乗務員、その他の航空機オペレーター

・上記のビザカテゴリーの人々

・米国の法的義務の下で旅行している非市民(旅行の目的を示す国連からの招待状、その他の文書を証拠として提示する必要があります)

・ワクチン接種が不要な特定の年齢層の非市民 (18歳未満)

・コロナワクチンの臨床試験に参加した人

・医学的禁忌のためにワクチン接種できない非市民(CDCによって決定)

・緊急などの特定の理由に基づいて入国したためにCDCが例外を認めた非市民

・コロナワクチンが利用できない国の非市民

・米軍の一部である非市民、米軍メンバーの近親者(配偶者、子供)

・C-1、Dビザで船員として入国する非市民

 

4.この宣言が発効する日付

2021年11月8日の東部標準時午前12:01に発効します。この日時より前に出発し米国に到着する予定のフライトに搭乗している人には適用されません。この宣言は、米国大統領が終了しないまで有効です。宣言の目的は、米国への国際的な空の旅が大かた可能になることを保証しています。家族との再会を可能にするだけでなく、経済の改善にもつながります。ワクチン接種の要件は、CDCによって決定されます。

 

 

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