FY2025年度H-1Bビザ抽選で雇用主が知っておくべきこと

今年も2025年度のH-1Bビザ抽選期間がはじまりました。米国で雇用を希望する外国人労働者の登録や選考プロセスにおいてここでは必要な情報や準備をお伝えします。登録期間は2024年3月6日正午(EST時間)より開始し、2024年3月22日正午(EST時間)に終了します。スポンサーである雇用主はこの期間内にUSCISオンラインポータルを通じてH-1Bビザ登録を提出する必要があります。以前よりmyUSCISアカウントの提出プロセスがより簡素化しており、またそれぞれの申請に対し登録された数に関係なく等しい選考を保証し、公平性を保ち、さらに詐欺が低減される取り組みもされています。登録料は例年と同じく$10で変わりませんが2024年4月1日からはH-1Bビザ申請提出料金が値上げしますので雇用主の予算計画に影響してきます。H-1Bビザプログラムは、年間85,000の数を割り当てており65,000が大学卒業の方、20,000は大学院卒業の方用の枠です。毎年申請数はこの割り当てを大幅に上回っており、昨年は780,884の登録がありました。雇用主は組織内でこのプロセスに該当する方また希望する候補者を迅速に特定する必要があります。以下が対象者です: CPTまたはOPTを含むSTEM OPTに現在在籍している外国人従業員、2025年10月1日前に期限切れとなる他の非移民ビザ(例:L-1ビザ、TNビザ)に現在在籍している従業員、現在海外にいる新規採用希望者、再雇用を検討する元従業員。2025年度H-1Bビザ抽選は、外国人専門職をスポンサーする雇用主にとって限られた期間です。これらのプロセスを理解し、適切に申請準備をすることにより、H-1Bビザの抽選プロセスに自信を持って取り組めます。期間はもうはじまっていますので、まだの雇用主の方はすぐにでも提出戦略を立てましょう。